名古屋仏壇の代表的な漆塗り技法を箸に取り入れて手作りで製作しています。
下地から天然漆だけを1本1本丁寧に刷毛で塗り、螺鈿は漆を接着剤にして針で一つ一つ貼り付けています。
上塗漆はツヤのある塗立漆を貝殻の上に2回塗ってあり、
その後に貝殻を研ぎ出してツヤをつけています。
短い方は朱溜塗で、貝を貼り付けた後で朱漆を塗り、その上から透き漆を2回塗ってあり、ほんのりと朱漆が透けて見える、漆器などに多い漆塗り技法です。
ツルツルしていますが、滑りにくく吸い付くような漆肌を手触りで気軽に体感していただけます。
漆肌を堪能して頂きたいので、螺鈿が着いているのは箸材4面ある内の1面だけです。貝殻は概ね1本に7個貼ってあります。
全ての工程が手作業のため、貝殻の大きさや貼り付けてある場所、形や色、厚みが全て違いますので、掲載している写真画像は、色見本でイメージとして捉えてください。
箸材は、国内で製材した木材を使用しています。
ツヤが無くなるので、食洗機やスポンジでゴシゴシ洗うのはおやめください。流水で手洗いし、良く水を切って乾燥させて下さい。
長さ23.5センチ 概ね男性用
長さ22.5センチ 概ね女性用のセット販売品